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- スカスカおせちが届きそうで怖い。
- お正月までにおせちが届くか不安。
- 販売実績があると何が違うのかわからない……
おせち通販では直接”人”とのやりとりがなく、不安感が大きくなりやすいもの。
おせち通販を利用しない人の理由の1つとして「不安感が大きい」という点が挙げられます。
この記事では、
- 販売実績が大事な理由。
- 過去の重大トラブル一覧。
- よくある失敗10選。
を解説します。
当記事を読むと、おせち通販の理解が深まり、不安感を小さくできます。
販売実績は数量よりも年数の方が重要です。年数が長いと受注管理やおせちづくりのノウハウがたくさん蓄積されているので、おせち料理の品質が安定します。
販売実績の長いサイトから購入して、安心してお正月を迎えましょう
販売年数が10年以上の「中国産主原料・保存料・合成着色料」不使用の通販サイト
- Oisix
- 匠本舗
- 板前魂
- 博多久松
- 千賀屋
販売実績=品質の安定 ⇒ 安心感
実績がないとトラブルが発生しやすい
おせち通販選びで販売経験や取扱い数量は品質に影響する重要な要素です。
販売経験が長いと受注数量の勘所(注意点)や、天災による資源トラブルの対処、おせちセットの作業管理など、さまざまなノウハウが積み上げられています。
逆に販売経験が短い場合、以下のトラブルが発生しやすくなります。
- 売上を追い求めすぎて、生産能力以上の受注をしてしまう。
- 天災トラブルの対処ができず、低品質な食材を使ったり配送遅延が多発したりする。
- 工場での調理工程の管理ができず、品質不良な料理が混じってしまう。
生産能力以上に受注して失敗したおせちに関して、過去に大きく報道されたこともありました。
おせち通販の歴史は約20年しかありませんが、10年以上の販売経験あるサイトから購入すると大外れを引く可能性が下げられます。
実績の重要性は更に高まる
おせち業界に限らず、日本全体として”人不足・資源高”が深刻な問題で、品質の不安定さが増しています。
おせちづくりでは、予想外な出来事がどうしても発生するので、対応する人材確保と過去の対応ノウハウが重要で、人不足となれば尚更ノウハウの重要性が増していきます。
資源高となると安い資材に変更することが多くなり、品質劣化を招く資材を使う可能性が高くなるので、資材を見極めるノウハウが重要です。
品質にこだわったおせち選びでは、人口が減っていく日本では今後実績の重要性は更に高まります。
過去トラブル・配送遅延情報
おせち通販ではトラブルが何度も発生しています。過去に起きたトラブル情報をまとめました。
大雪による小さな配送遅延は毎年どこかの地域で起きていますが、大規模な配送遅延トラブル以外は記載していません。
発生年 | トラブル内容 ⇩すぐ読みたい方は内容をクリック⇩ | 原因 |
2010-2011年 | 中身スカスカおせち | 生産能力以上の受注 |
2011-2012年 | 3,000個のおせち配送遅延 | 生産ライントラブル |
2017-2018年 | 生おせちの配送遅延・不着 | 物流システムのリスク管理不備 |
2018-2019年 | 冷凍おせちを冷蔵温度で配送 | 配送時の人為的ミス |
2020-2021年 | ふるさと納税おせち配送遅延・不着 | 生産能力以上の受注 |
中身スカスカおせち
2010年、宣伝用の写真と届いた実物が全く違い、文字通り”中身がスカスカだった”という”中身スカスカ”事件がh発生しました。
トラブルが発生した一番の原因は、当初100セットの生産予定に対して5倍の500セットも注文を取ったことです。
おせち販売経験が浅く、工場ではなく実店舗2つで500セット作るには人も食材も足りず、結果として手元にある食材をとりあえず詰めて送ったことで社会的にも大問題に発展しました。
3,000個のおせち配送遅延
2011年、山口県のおせち製造会社が約27,000個の注文を受けた結果、約3,000個のおせちが予定の12月31日の配達に間に合わなかった、という問題が発生しました。
原因は工場での”具材配置ミス”や”ライン故障による生産停止”で生産が遅れたことです。トラブル復旧後は全力で生産したが間に合いませんでした。
この頃から取引先による食品工場の生産能力チェックや、トラブル対応のマニュアル整備などが進み始めました。
生おせちの配送遅延・不着
年末は配送量が増え、大雪による道路状況が悪くなることもあるため、毎年細かい配送遅延は発生してはいるものの、2018年に大規模なおせち配送遅延問題が発生しました。
対象のおせちが”冷蔵おせち”で賞味期限が短いため、購入者の方へ与える影響の大きい問題となってしまいました。
配送遅延となった原因は、その後の対策から2点推測できます。
- 1. 配送日の集中
- トラブル発生当時、全てのおせちを12月30日に配達することにしていました。お客様にとって最善の日にこだわったことで、配送業者への負担がとても大きいものでした。
2022年現在、12月29~31日の3日間に振り分けることで、配送量を分散させています。 - 2. 物流の混乱リスク
- 年末はおせち以外の配送量も爆発的に増えるため、物流の混乱リスクはとても高い期間になります。現在はリスクを下げるためにおせち以外の商品販売を抑えている印象を受けます。
この問題を起こしてしまった匠本舗ですが、しっかりと改善対策に取り組み2022年もおせち大人気店の1つとして販売していて、当サイトでもオススメ店の1つです。
冷凍おせちを冷蔵温度で配送
2019年、12月31日に配送予定だった冷凍おせち1,268個が冷蔵で配送してしまう問題が発生しました。
おせち製造元「博多久松」からヤマト運輸へ預けた際には冷凍状態でしたが、北海道へ届ける途中で冷蔵に間違えてしまったようです。
ヤマト運輸の担当者がミスを認めていたこともあり、博多久松のイメージ悪化は小さく、現在も大人気店の1つとして2022年も販売しています。
製造元以外でもトラブルが発生してしまう……
ふるさと納税おせち配送遅延・不着
2020年、茨城県筑西市のふるさと納税の返礼品として”おせち”を取り扱っていましたが、12月31日届く予定の358件が配送中止、93件が配送遅延となる問題が発生しました。
原因は製造元の能力が追い付かなかったことです。
前年の2倍以上もの注文に対応できなかった……
受注した件数は大規模工場であれば決して多い数字ではないため、おせち製造実績が小さかったことが招いた悲劇だと思います。
実際にあった失敗例10選
最後に、おせち通販でよくある失敗パターン10個を紹介します。
これまでに紹介したおせちであれば防げる失敗がありますが、自分自身で注意が必要な失敗もあります。
一つずつ紹介します。
① 写真と実物が違う
販売サイトの写真は一番見た目が良い状態が掲載されているもの。
たくさん作るとブレが出て、全部が同じように作るのはとても難しいです。
できる限り揃えるために、マニュアル化や生産管理が大事ですが、実績のない企業は完全にお任せ状態であることも多いです。
10年以上の経験は欲しい。
② 料理がバラバラ
盛り付け後の取扱いが悪くて、料理が飛び出てしまうことがあります。
一番多い原因は配送業者が雑に扱ってしまうことです。
配送業者の選定はとても難しく、実績ある千賀屋でもバラバラだった口コミが2023年のお正月でもありました。
内容は良かったですが、北海道までの配送で荷崩れしてたのでしょうか三段重のそれぞれの一部が散乱してました、冷蔵配送のせいでしょうか?運送業者との連携が重要だと思います。
引用:Yahoo!
どうしても不安な方は、近くのメーカーから購入すると配送でバラバラになる可能性が下がります。
③ 明らかに割高
割高なおせちを購入しないためには、生産量の多いメーカーを選ぶことが大事です。
理由は、おせちの販売価格は作るコストが大きいほど高くなりやすく、生産量が多いと固定費が低く抑えられてコストを小さくできるからです。
年間5万個以上の実績があれば大丈夫!
④ 味が濃すぎる
味付けが濃すぎるおせちを購入しないためには、きれいな工場で作られたおせちを選ぶことが大事です。
味付けを必要以上に濃くする理由は、カビや細菌が増えにくくするためなので、汚い工場であればあるほど、味付けで日持ちさせる必要がでてきます。
綺麗な工場であれば、合成保存料は不要!
⑤ 料理が生臭い
生臭い料理に当たらないようにするためには、おせち作りのノウハウのある企業を選ぶことが大事です。
食材の臭いは、食材の新鮮さと作る時の温度管理が重要。
安くて低品質な食材を使ったり、工場の管理がずさんだったりすると、生臭い料理になってしまいます。
実績があれば、食材手配でも有利。
⑥ 常温解凍で水っぽい
冷凍おせちを購入した方の失敗率No.1が解凍方法の失敗。
おせちを冷蔵庫で解凍した場合、24~36時間程度掛かります。
ただ、年末は配送混乱がつきもので、予定通りつかないことはよくある話。
時間がないからといって安易に常温解凍を選んでしまうと、せっかくのおせちが台無しになります。
常温解凍する場合、1時間おきに解凍具合を確認しよう。
⑦ 量が多すぎる
7つめの失敗が、お正月に食べる料理を少なく見積もりすぎて、おせちが大余りしてしまうことです。
おせちメーカーの推奨量はあせちだけを食べる場合を想定していることが多いもの。
お正月におせち以外の食べる料理は各家庭で違うので、おせちの量は少なめに注文して、単品おせちやオードブル、郷土料理などで量を調整してください。
前年のお正月料理を思い出してみて下さい。
⑧ キャンセルできない
8個目の失敗は、キャンセル期限を過ぎてしまうことです。
おせちは早期予約で超お得に購入できるので、9月頃までに予約する方が多いですが、キャンセル期限は10~11月と2ヵ月以上、間が空きます。
時間が経てばお正月の予定が変わるのはよくある話ですが、おせちのキャンセルを忘れてしまう人も多いです。
手帳やカレンダーの活用がオススメ!
⑨ 配達日が早すぎる
9個目の失敗は、冷凍おせちの配達日指定を早くしすぎることです。
とりあえず早い方が良いと考えて12月28日に指定すると、3日間は冷凍庫に大きいおせちを入れておく必要があり、冷凍庫のスペース確保に苦労します。
年末は冷凍庫の買いだめも多く、スペースを空けておくことは難しいので、12月30~31日に指定するのがオススメです。
解凍後の賞味期限は2日以内が一般的です。
⑩ 冷蔵庫に入らない
10個目の失敗はおせちが冷蔵庫に入らないことです。
冷凍庫スペースは配達日指定を工夫することで不要にできますが、冷蔵庫スペースは必ず用意しておく必要があります。
最悪、0~10℃に安定した冷暗所保管できれば大丈夫ですが、夜に0℃以下、又は昼に10℃以上まで上がる可能性のある家の方は、絶対に冷蔵庫スペースを確保することをオススメします。
特に0℃以下に下がると品質劣化するので注意してください。
実績で選ぶことで、大失敗を避けよう
販売実績が長いことは、消費者の高い満足度を獲得し続けている証拠です。
天災による配送遅延を100%避けることはできませんが、実績あるサイトから購入することで可能性を下げることはできます。
当サイトでは販売年数が10年以上あり、”中国産主原料・保存料・合成着色料”を使っていないサイトを中心に紹介しています。
これから販売サイトを選ぶ方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
失敗しないおせちの選び方で大事な5つ
- 予約時期
- 実績
- 冷凍・冷蔵の選択
- 量
- 予算
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